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大好きをこれから積み重ねていく予定です❗️

とびきりの運命に、心からありがとう

 

 

2023年5月22日、5人体制のKing&Princeの最後の日、残り4時間を切ろうという今、思い立ってこれを書き始めた。

これは5人のKing&Prince、岸優太くんへの、自己満でしかない手紙です。

 

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それまでずーっと、ジャニーズには縁も興味もない人生を生きてきた。

デビューから半年以上経ったなんとも言えない微妙なタイミングで、本当に突然King&Princeに出会った。シンデレラガールのMVを見て雷に打たれたような衝撃を受け、紫の服を着ていた彼を好きになった。

「もしもボクに魔法が使えたなら 夜空越えて会いにゆけるのに」

このなんともロマンチックで切ないフレーズに一瞬で心奪われて、私の岸担の人生が始まった。

家族・友人からは「なんでお前がジャニーズに⁉️」ってめちゃくちゃびっくりされたし、一過性のものだと思われていたけど、毎日新しい世界を知って、どんどん沼にのめり込んでいくのがとても楽しかった。

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キンプリの何に驚いたかというと、私のそれまでのジャニーズのイメージを覆す歌・ダンスのスキル、総合力の高さである。王道キラキラ曲以外も多彩にパフォーマンスをこなす姿に毎回感動を覚えたし、どんな瞬間もメンバー全員が輝いていた。

バラエティにメンバーの誰かしらが出るとその場の笑いをかっさらっていて、ほかのタレントさんや芸人さんから愛されている彼らを見ることが嬉しかったし、日々の楽しみになった。

好きになったのがちょうど就活中でストレスが溜まりまくっていた時期だったけど、間違いなくキンプリと岸くんの存在が私の支えになっていたし、「Prince Princess」には何度救われたか分からない。

 

好きになって半年ぐらいで、初めて生身の5人に会うことが出来た。

岸くんって、キンプリって実在するんだ…っていうのが正直な感想だった。席は全然遠かったけど、アンコのスタトロで見た岸くんの微笑みがあまりにもかっこよくて、一生好きでいるんだろうなと思った。あの顔は今でも忘れていないし、胸に焼きついている。

 

9月には初めて帝劇に行って、DREAMBOYSを観劇した。

踊り、演じながらとは思えない歌声のパワフルさ、肉体美、神宮寺くんとの美しいデュエットが衝撃で、話のトンチキさがどうでもよくなるくらいに泣いてしまったのを覚えている。

 

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社会人になって、現場のために頑張って働くぞ‼️ってモチベが爆上がりしたタイミングで世間がコロナ禍に突入した。配信ばかりで会えない日が続き、せっかく当たったライブも中止になってやさぐれていたけど、それでも岸くんとキンプリのことは大好きで、高いモチベを保つことができていたように思う。(掛け持ち先は現場がないとモチベを維持するのが難しかったので、降りる寸前のところまでいった。)

地方に住んでいるから、とにかくコロナ禍は生きづらかった。ドリボは観劇の機会を減らさざるを得なかったし、リセンスも周りの目に怯えながら遠征していた。そのため数少ない機会ではあったけど、現場に行くととびきりの幸せをもらえたし、岸くんに会うために毎日頑張っていた。

 

この頃からどんどんかっこいい路線に転向していって、少し戸惑いがありつつも、結局何しててもかっこよくて大好きだ〜‼️の感情でキンプリを推していた。

 

でも、初のドームツアー・Mr.の時期に軽い気持ちで行った他グルの現場で沼に転げ落ちてしまったことで、Made inの時期は少し気持ちが離れて、しばらく岸くんはゆるオタでいいかなの気持ちになってた。来年は5周年だし、きっと楽しいツアーに決まってるから、また来年、お友達と楽しくツアー回れればそれでいいかなーって思ってた。

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眩しいなー、この写真。。。

 

キンプリのオタクはみんなだと思うけど、2022年11月4日と聞くだけで、今でもあの苦しさ・驚き・悲しみ、それらが全てごちゃ混ぜになり、鉛のような重さへと化して胃の中にぶち込まれたような感覚が蘇る。

私は勝手ながら、岸くんにとって「アイドル」は天職だと思い込んでいた。だってアイドルしてる岸優太くんはマジでめちゃくちゃ輝いていたから。オタクに向けてくれる笑顔に嘘は感じられなかったし、岸くんは楽しくてアイドルをやってくれているに違いないと、疑ったこともなかった。

それなのに、動画の中で重々しく口を開く岸くんからは信じられない言葉がたくさん出てくるし、全然知らない別の人を見てるみたいだった。私の中で作り上げた偶像を知らぬうちに本人たちに押し付けていたんだなーって、その時初めて気づいたのがショックだった。

岸くんだけ退所時期が遅いのも、あくまで今決まっている仕事の関係なんだなってわかるのが辛かった。アイドルの岸くんをつなぎ止められるものがそれだけだったなんて。

 

めちゃくちゃ不完全燃焼のまま終わったツアー、あれが岸くんに会えた最後だったんだなと思うとまじで人生って感じがする。

それからは何をするにも終わりを意識するのが辛くて、5人のことをまともに見られない日々が続いたし、仕方がないことってわかってるけど、最後に現場がないのも悲しかったし、何か覚悟を決めたかのように歌番組でのパフォーマンスが研ぎ澄まされていくのを見て、理不尽な怒りが湧いてしまった。なんで辞めるの?なんでバラバラになるの?世界って何?私たちが好きで応援してるのじゃダメだったの?どうして?

売上とか動画再生数が過去最高を更新する度にメンバーがそれに言及してくれるのも辛かった。

年が明けてからは特に、5人が綺麗に5人の形を終わらせようとしてるのが分かって苦しかった。こっちが受け入れられてないから、綺麗に終わるなよ‼️置いていくなよ‼️っていうただのワガママですけど。

 

結局、現実をちゃんと受け入れられないまま今日を迎えてしまった。こんなにキラキラしてるのに、愛されてるのに、かっこいいのに、なんで5人がバラバラになるんだろう…。なんでみんなあんなに苦しそうなんだろう…。投げかけても誰も答えてくれないし、どうにもならないって頭では分かっているのに結局ここにたどり着いてしまう。

脱退発表されてからも他グルの現場に行きまくって、エンジョイして、もう吹っ切れたかなー?って思ってたのに、ここに来て普通にめっちゃ辛い。

5人のシンデレラガールを見るだけで滝のような涙が出てしまうから、まだVenueも見れてない。

見てないくせにこんな一方的な激重文章書いてるから自分で笑う。

でもそうこうしてるうちにもう今日が終わるまで3時間を切ってしまったし、私がどうこう言ったところで現実は変わらないから、この先は岸くんに、5人に感謝の気持ちを伝える場にしたいな。

 

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岸くん、私の人生に彩りを与えてくれて本当にありがとう。私が知らなかった世界にはこんな魅力的な人がいたんだってびっくりしたし、顔も歌声もダンスも全部好きだったけど、誰からも愛される人柄が特に好きだったよ。ジャニーズ詳しくない人にも、「岸くんが好きで〜、、」って言うだけで「あーあの子‼️いい子だよね〜」って言われるのが誇らしかったよ。

天然でおバカキャラな立ち位置でみんなに可愛がられてるのも最高だったし、ライブで見せてくれるとびきりかっこいい「男」な岸くんも良すぎた。

岸くんがメンバー大好きなのも、メンバーも岸くんが大好きなのも、たくさん伝わってきてたよ。

 

きしれんのいつでもバグってる距離感が、

きしひらから感じるお互いへのリスペクトが、

きしかいの本物の兄弟みたいな雰囲気が、

だぶゆの言葉がなくともお互いを1番理解している感じが、

全部最高だったな〜。

 

King&Princeの岸くんを推していた時間はめちゃくちゃ楽しかった。

 

オタクをする上で友達が欲しいなと思って、Twitterのオタ垢で繋がったお友達とは長い人でもう4〜5年の付き合いになる。全国津々浦々、キンプリという共通の趣味がなかったら出会えなかったであろうお友達に出会わせてくれたことも、感謝のうちの一つだな。すごいことだよ岸くん!

 

岸くんの歌声って、曲によって全然表情が変わるんだけど、全てが心にすーっと入ってくるのが大好きだった。その曲のそのパートの"正解"だなって思わされる表現力、技術の高さ。普段はおバカキャラでしっかりしてよ〜‼️って周りから総ツッコミされてたけど、アイドル岸優太の放つ輝き・存在感は唯一無二だったと思う。

岸くんがなんでアイドルを辞めるのか、結局私には分からないままだけど、アイドルの岸優太を忘れないでいるね。忘れたくないから。

 

明日から脱退する3人がどうなるのか、グループもどんな活動するのか、全然なにも分からないけど、5人みんながそれぞれ幸せな人生を生きてくれたらもうそれでいいです。よくライブで平野さんが「死ぬなよ」って言ってくれていたけど、そっくりそのままお返ししたい。「死ぬなよ」。

グループを残すことを選んでくれた廉と海人。2人がこの先日向だけを歩いていけますよう、陰ながら見守らせて欲しい。

脱退する平野、神宮寺、岸くん。表舞台に出ても出なくてもいいから、今後の人生幸せになってもらわないと許さない。絶対に。

 

発表があった時は、こんな苦しい思いをするくらいなら出会わなきゃ良かったってさえ思ったけど、どう考えてもそれ以上にみんなが与えてくれた幸せが大きかったんだよな。

私が大好きな「Dear Woman」に、「あまりに広い世界の中 愛しい人がこの国で 生きているという震えるくらいの奇跡」という歌詞があるけど、キンプリを推してきて、ずーっと実感していたことだよ。

本当にありがとう。King&Princeに出会って、同じ時代を生きて、好きになって、幸せだったよ。

 

しっかり現実を理解して、全て受け入れるまでにはまだ時間がかかるかもしれないけど、今日の私にはこれが精一杯の餞別です。

2時間で書きなぐったから、脈絡ないところもあると思うし、ただの自己満だし、書き直したくなるところもいっぱいあると思うけど、まあその場の勢いって大事なので、こんなところで。

 

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2023.5.22

大好きな岸くん、King&Princeへ